Sam Ash Fuzzz Boxx Cloneの販売
久しぶりの更新です、アンプサミット最高でしたね。
爆音クリーンと噂で聞いていたPigが一番狂った歪みを出していて驚愕しました、全てのアンプが耳に刺さらないチューニングがされていて流石の魚頭さんでした。
今回は良い出来のペダルを作ったので宣伝です。
Sam Ash Fuzzz Boxxをご存知でしょうか?
マイナーで市場にあまり流れないので、一部の物好きしか知らないと思われます。
使用した情報が正確なのがDeep Purpleのトミーボーリン、真偽の程はわかりませんが私が大好きなMountainのレスリーウェストも使っていたとされています。
特徴的な筐体のFuzz、元々はASTROAMP社の製品でSam AshはそのOEM製品だそうです。
なぜこのFuzzを手に入れたかというと、どうしても歪んだアンプに合うFuzzが見つからなかったからです。
Fuzz Faceも良いんですが、低音が効きすぎて好みじゃありませんでした。
結果的にはRangemasterに落ち着いたんですが、綺麗すぎてもっと汚れるペダルがないかと悩んでいました。
仕事中BGMに4期Deep purpleが流れ、トミーボーリンとこのペダルを思い出し回路図を検索しました。適度にローカットされ歪みすぎないこのペダルがベストだと。
実際に入手し音出ししたところ、いい意味でFuzzらしくないオーバードライブのような歪みでクランチにセッティングされたアンプには最高の相性でした。
ヴォリューム操作はFuzz Faceのようにクランチ~クリーンに行き来することができ、まさに求めていた" 歪んだアンプに合うFuzz"でした。
しかし電池駆動や裏蓋の弱さなど、実際に現場で使うには問題があったのでクローンを作ることにしました。
左からvolume,tone,attack
実機よりも太く芯のある歪みにチューニングすることができたと思います。
TONEを取り除いたバージョンも製作しました。
肝心のサウンドは
"Fuzz Faceからブーミーさを取り除き、若干コンプレッションを効かせたOD寄りのFuzz"
と説明したら分かりやすいでしょうか。
基本的にはこのサイズの筐体を使い、音優先ではありますが気分でパーツを選ぶと思います。
一台一台同じ仕様は無く、使うアンプによっても変えるでしょう。
トランジスタは今の所2N2222を採用、シリコントランジスタに求めるエッジ感が出ていると思います。
塗装無し 17,000円 1週間程度を目処に発送
ハンマートーン塗装 18,000円 2週間程度を目処に発送
EQDと同等サイズのhammond 1590N1サイズでも製作できるのでご相談ください。